1999年度後期 小専国語

課題「『鉛筆対談』について」


992507宇田篤史   「鉛筆対談」
あと言う言葉意外にも沢山の言葉が含まれるもので鉛筆対談を行えば、もっと2りの世界が広がり更に楽しみながら、架空の遊びを相談できる。また1つの言葉だけでなく2つまたは3つの言葉でするのも面白いと思う。他にも2、3人でおこなってもいいしグループでしても言いと思う。他にも、教師があらかじめボーナスとして、ことばを決めておきそのことばが使われたら、倍の点にするとかもっとゲーム的要素をとりいれても良いと思う。

岩坂尚史   「鉛筆対談」
鉛筆対談ゲームは、勉強というよりも子供達はあそびととらえているところが最大の利点であると僕はおもいます。また、友達同志で協力したり競いあったりすることで、テレビゲームであそぶ最近の子供たちにありがちな会話不足の解消の手助けとなったり、負けん気を育てることができるとにらんでいます。鉛筆対談ゲームのほかにも漢字の熟語しりとりや、韻をふんだ文をつくったりなどがあるとおもいます。うまい文章のときにはボーナス点をあげたり、ちょっとしたヒントをあたえたりすると盛り上がってくるとおもいます。鉛筆対談ゲームをするときに教師側から気をつけなければならないことに、普段内気な子供が自分の考えた案をだしているかどうかです。このようにならないために、グループ内で発言する順番を決めたりして工夫をしなければならないとおもいます。

981409 緒方 みどり   「鉛筆対談ゲーム」
小学生のとき、漢字の学習帳で同じようなことをやったことがあります。その時はひとりで考え読むのは先生だけでした。この対談ゲームはみんなのまえで発表するので、みんなの意見を聞くことができるのでこんな言葉があるのか、こういう漢字を使うのかということがわかりいい勉強になると思います。またみんなで競争するので子供も熱心に参加すると思います。先生は子供たちにゲームの流れをこわさないように困っている子に少しヒントをあたえるくらいでできるだけ子供たちだけでゲームを楽しませるようにする。また先生対生徒のように対戦しても楽しいかもしれない。あくまで先生は授業という感覚でゲームを勧めるようなことはせず、楽しみながら子供の国語力をのばしていったらよいと思います。

岡野竜徳    「鉛筆対談ゲーム」
書く能力を育てるために 
書こうとする題材に必要な事柄を集める。
事柄の順序を考えながら、語と語や文と文の続き方にちゅういする。

991452 矢野久有希   「鉛筆対談ゲーム」

「鉛筆対談ゲーム」
まず、この名前が気に入りました。
子供たちに無理なく語彙力や発想力を身に付けさせることができて
とてもいいのではないでしょうか?
私が教師になることができたら使ってみたいと思います。

入江容子   「鉛筆対談ゲーム」
私は小学校の国語の授業では、あまりこういったゲーム感覚でできる授業をやった覚えがないので「自分もやってみたかったなぁ」というのが、一番の感想です。この授業は小学校の高学年を対象に行われていますが、今問題になっている「受身の授業」を「生徒主体の授業」に変えられるのにとても効果的な方法だと思います。低学年にもできそうだし、国語だけでなくやり方を変えれば他の科目にも応用できそうです。

991417 木村友香理   「鉛筆対談ゲーム どんな指導をしようか、どんな活動をさせようか・・・。」
 既にみなさんが書いているように、これはあくまでゲームという形を取っていて、みんなで楽しんで学習ができるようになっている。
 私なりに考えた意見を書きますね。

  1. 相手が読めるような字を書けるようにする。・・有利にするには?
     いくら自分が相手に伝えたいことを伝えようと思っても、伝えられなければ意味が無い。このゲームの場合、相手が分かるような字を自分が書かないとゲームを円滑に進めることができず、不利になってしまう。相手に分かる字を書こうと意識する能力をつけるのにこのゲームは使えると思う。ただ、丁寧とは別物になるでしょうが。
  2. 単語力、文法力をつけよう。
     短い時間の間でたくさんの単語を書くというのは結構難しい。が、名詞、動詞、形容詞など、実は単語は山のようにあるのだ。プリントの例だと「あ」のつく言葉(正式には「あ」が頭につく言葉になるのか?)で色々な言葉を出している。作品発表によって、自分が気付かなかった単語、言葉を知ることが出来る。たくさんの単語を自分のものにできるはず。これを応用して歴史や生物、あるいは外国語のみなどを新たな条件ジャンルにしてもいいと思う。
     また、文らしくない文からレベルアップさせ、最終的に意味のつながる会話になる様に目標を定めたら、多彩な文章表現が可能だし、文法能力もつくと思う。
  3. みんな違う作品。
     一つのテーマでも10組いれば、10通りの作品ができる。自分のペアの作品と他の友達の作品と比べると、「ああ、こんな書き方もできるんだ!」という発見ができると思う。自分の作品にだけで満足せずに、他の作品も鑑賞することで、一つのテーマでも見方一つでずいぶん変わっていくことを認識させたい。
  4.  おまけ
     普通学校の生徒と聾学校の生徒の交流の手段として、この「鉛筆対談ゲーム」は使えると思う。紙上の対談はもちろん、両者がともに楽しんでできる。聾唖者や難聴者のことを考えるきっかけになるかも。

993406 岡田洋平   「鉛筆対談ゲエムについて」
結構難しいと思います。頭を使っているので、脳の発達がよく行われると思う。このゲ-ムは将来のために覚えときます。僕らがしても苦労するかもしれない。

981405  岩野 沙織   「鉛筆対談ゲームについて」
 鉛筆対談ゲームは、「ゲーム」というだけあって、児童は楽しみながら学習を進めることができる。また、一人ではなく、友達とペアになって活動できるので、より楽しみながら学習できるし、相手がよき競争相手となって互いに刺激を与え合い、意欲的に活動できる。だから、教師の工夫次第で、その学習活動は大きく広がっていくと思う。例えば、「『あ』のつく、動作や存在を表す言葉」(つまり動詞)だとか、「『あ』のつく、物事の名前を表す言葉」(つまり名詞)などと、言葉を限定して探させれば、中学校で習う文法(品詞分類)の導入ともなり、「単語」を意識できる。他に、「『あ』のつく、漢字で書ける言葉」と指示すれば、漢字の学習にもなるだろう。さらには、対談ではなくて、「あ」のつく言葉で完成したお話し(物語)をつくろうということにすれば、想像力や創造力を培うことも可能である。いずれにしても、児童が楽しみながら学習できるということが大切である。児童にとって、簡単すぎもせず、難しすぎもしない活動を提示し、興味を引きつけられるよう活動を進めねばならないと思う。

岡本大輝 小・理 993407   「鉛筆対談ゲームについて」
鉛筆対談ゲームは、勉強ではなくゲームという言葉が付いているだけで児童が自ら興味を示し易く、複数の友達と共同して活動し競争しあえるので、楽しく自分の気付かないうちに学習できるのではないだろうか。例えば「あ」の付く言葉を探しあうことでそれぞれ互いに言葉を発言しあい、自分の知らない言葉を学習できるし、他の友達にも同じことがいえる。児童がこのゲームを楽しんでいる様なら、もっとつっこんでみて「あ」のつく漢字や「あ」のつく言葉で文を作らせるなど、いろいろなことに発展させれば児童にとって勉強感覚ではなくゲーム感覚で学習することが出来るので記憶に残りやすくなるのではないだろうか。

992547  小・社  藤澤 美奈   「鉛筆対談ゲームについて」
 鉛筆対談ゲームは、子ども達にとっては遊び感覚で出来るものなので、とてもなじみやすい勉強方法であると思う。それに、ふだんのような授業と違い、手をあげて発言するのが恥ずかしいと感じる子どもにも、じゅうぶん授業にさんかできるという利点もある。このゲームは、国語の授業だけでなく、社会の授業にも使えると思います。例えば、歴史上の人物や、各地の名産品、学校のまわりの地図を描いてもらうのもよいかもしれません。また、この時、二人で問題のだしあいっこのようにするのもおもしろいと思います。これをすることによって、社会にたいする「暗記」のイメージがへって、少しでも社会に興味がもてるようになるのではないかとおもう。

小学校理科 993402 井野雄介   「鉛筆対談ゲームについて」
このゲームをするためには教師の柔軟且つ適確な説明が必要だと思います。生徒からどんな質問が来るか分からないのでアドリブ力がいると思うからです。活動はプリントの3例の順にステップアップさせるべきだと思います。少しずつ慣れることにより難度が高い内容に移るときの興味づけを大きくすることができるからです。
これをすることにより、生徒の持つ語彙量をいざというときどれだけ使いこなせるか、また、多少おかしいところもありますが、相手の話どう自分につなげるかという思考力、いかに楽しく盛り上がる話を作るかと言う発想力。この3つを養えると思います。
また、中学生になれば、英語ヴァージョンも出来ないこともないと思います。その他にパソコンを用いてインターネット上でもできないかと、チャットを使って試してみました。ですが、このやり方は失敗に終りました。まず、時間どうりに通信回線上、はじめたり終ったりできない。人数が多くなると重くなってさらにつながりにくいという問題です。やはり実際の紙の上で行うのが一番いいやり方ということも分かりました。

小学校美術専攻(994263)   佐藤恵美   「鉛筆対談ゲームについて」
この学習方法はかなり有効的なので色々な想像力を引き出す学習や活動に組み込めると思う。
私が最初に考えたのは物語や劇の台本などのストーリーを作りだりする作業で、例えば歴史上の人物について友達と共に語り合いその人物の新たなるエピソード等を作り出してみたり、絵画などを見て描かれている世界を自分達の想像力で勝手に作り出してみたりするととても楽しいと思います。サッカーとか、スポーツでの反省会などにも鉛筆対談は効果的だと思います。なぜなら、その時の状況を動作だけでなくその時の気持も書けるからですこの鉛筆対談はこうやって想像の広がりや、心理分析を手助けしてくれる力があると思います。人は一人では少しの力しか出せませんが、二人や三人になるとそれの五倍や十倍の力が出せると思います。鉛筆対談はこの典型的な例だと思います。これからの学校教育にはなくてはならない存在になって欲しいです。

弓山 愛香   「鉛筆対談ゲームについて」
まずこの学習方法は生徒達が興味を持ちやすく楽しく学習できるという利点があると思います。そして2人で会話をすることによって会話の進め方、相手とのコミュニケーションの仕方を学ぶことができると思います。一人ではなく2人で言葉を出し合うことによって自分が知らなかった言葉を発見してどんどん語彙を増やすことができると思います。またグループに分けて競わせることによってお互いを刺激しあって勉強に対する意欲が増すと思います。「あ」のつく言葉という風に限定された言葉を知っている言葉から決められた時間内に探し出さなければならないので思考力が養われると思う。1つの言葉から新しい言葉を連想していくので想像力が養われると思う。このように、鉛筆対談ゲームには多くの利点があり子ども達の学習にとても有効的であると思う。

991170 吉川 香織   「鉛筆対談ゲームについて」
このゲームはペアの相手の書き方1つで、自分もそれに対応した書き方をしなければならないので、言葉の応用力がつくし、文を考えるという思考力もつくし、人とのコミュニケーションをはかる力もつくと思う。方法としては、プリントにある通り段階を徐々に上げていくやり方で、その発展として<「あ」を一文で3つ以上使わなければならない>というルールを決めたりしても良いと思う。そうすれば、必然的に文は長くなり、接続詞を使ったりして柔軟に応用でき、文を作る能力は高まる。また、5・6人のグループにして「あ」のつく言葉にこだわらず、あるテーマ、例えば学校行事の遠足や運動会などの思い出について書かせたり、物語を作らせてグループごとに発表させてもおもしろい。これはグループで行うことで、他の子の意見を聞き多くの刺激を受けることができるし、1人ではできなくともみんなでならできるという気持ちを持たせて協力することの大切さを学ぶことができる。
この授業は子どもにとってゲーム感覚で取り組むことができるので、授業に楽しみながら参加でき、恥ずかしくて手を挙げて発言できな子でも、書くことで自己主張できる点が良いと思う。このような学習法は、これからも取り入れていくべきだと思う。

梅川尚彦 992508   「鉛筆対談ゲームについて」
私は鉛筆対談ゲームをとてもおもしろいものであると感じた。遊びとしても授業の一部としてもおもしろいと思う。筆談は会話よりも少ない語句で自分の言いたいことを表す。そのため、より簡潔な言葉を用いる。このことによって、自分の言いたいことを明確な言葉で表す能力が子どもに身につくのではないだろうか。また筆談は会話とは一味違った「間」を楽しむことができる。筆談をゲーム化することによって、筆談独特の「間」をクラス全員で楽しむことができるであろう。普段の授業にあまり参加していない子どもでも、この筆談ゲームを利用した新鮮な授業にはすんなり参加できるのではないかと思う。ここまで書きこんだことは全て推測であるが、自分自身が実際に筆談ゲームをしてみればさらに多くのことに気付けると思う。

991146 寺田 優子   「鉛筆対談ゲームについて」
鉛筆対談ゲームに組み込む事ができる学習活動としては「あ」のつく言葉を木がつく漢字に変える事や「あ」のつく地名を探させることなどが考えられる。しかし、小学生に考えさせるには難しい内容になってしまうので教師がヒントのプリントを作るなどの補助や誘導が必要になる。又、鉛筆対談ゲームをより楽しいものにする為に会話の内容をグループごとに発表させて生徒とともに最も面白い内容の班を決めその班になにか特典を与えるのどの方法も考えることができる。この鉛筆対談ゲームではいかに楽しんで授業をするかが重要になってくるので教師のアイデアやゲームの進め方が授業のよしあしを決める。よって教師がしっかり準備をしていかなければならない。

尾崎由香 992515   「鉛筆対談ゲームについて」
このゲームのいいところは”遊び”の中に学習要素を組み込んでいる所だと思います。楽しく学習するということは、子供たちに”勉強している”という感覚を与えないという点で、親しみやすく、いやいや勉強して覚えさせたりするより比較的スムーズに吸収することができるのではないかと思います。また指示する時も”言葉遊びゲームをします。”と”遊び”感覚を強調することによっても、子供たちに”勉強する”という感覚を取り除くことができると思います。また、このゲームは相手の解答に臨機応変に答え、友達とのやりとりに会話をはずませながらすることで、コミュニケーションをとったり、と実生活の中で役立つこともあるように思います。プリントよりレベルを上げたゲームとして、例えば”親子の会話で’あ’のつく文字を入れてください”などシチュエーションを加えてみても楽しいかもしれない。こういった日常生活のシチュエーションのゲームをさせる事によって、自分をとりまく環境などを改めて認識する事ができるかもしれない。また2人で会話を作っていくと、自然にストーリー性がでてくると思います。これは想像力を養うという、物語を作ったりする国語の学習内容に通ずるものもあるように思います。これらの点でこのゲームは楽しく勉強して覚えるという学習内容を組み込めると思います。

994409 内藤沙也可   「鉛筆対談ゲームについて」
このゲームは、たくさんの利点があると思う。書くという作業で、文章力がつく。そしてペアになっているため、他人とのコミニケーションがとれる。勉強は個人でやることがほとんどなため、すぐに飽きてしまうこともあるし、嫌な強制としか思えない子どもが多いだろう。
もっとこのゲームを有効に利用するには、「あ」の数を増やしたり、いくつもの「あ」のつく言葉をたくさん取り入れ、長めの文章を作らせるなどの方法が考えられる。プリントにも書いてあるように、ゲームの段階を上げていくことは必須だと思う。そうすることにより、子どもは様々なことを要求されるので、頭を使うし暇にならない。ステップアップすることは子どもにとっては楽しいことと言えるのではないだろうか。
指導する上で、子ども達の行ったゲームを紹介することも重要である。他人の思考を学び、そこからアレンジしてゲームを発展させる子どももいるはずだらかだ。その能力を養うことも可能であり、いつもとは異なり積極的な授業になるので嫌な強制と感じる子どもも減るだろう。
現代の教育には新鮮さが求められていると思う。だからこのゲームは非常に画期的だと思う。

992514 奥山郁恵   「鉛筆対談ゲームについて」
鉛筆対談ゲームは、とてもおもしろい授業の取り組みだと思う。ただ単に『「あ」のつく言葉探し』だけなら、小学校の低学年にでもできそうだが、文章でしかも会話形式で書かせることによって、よりレベルの高い小学校高学年向けの授業にすることができる。これは、一見簡単そうに見えるが、いざ考えてみると以外に難しいものだと思う。そこで教師はいろいろな指示やアドバイスをする必要がある。例えば「こういう感じでする」というような具体例を挙げたり、考えが行き詰まった子どもにはヒントを出したり、制限時間内にできるだけ手が止まってしまったり、「何も思い浮かばない」と投げ出してしまう子が出ないように工夫することが必要ではないだろうか。また、ただ書かせるだけでなくチームを作って勝負させたりすることによって、一層活発な授業になるのではないかと思う。
 このように、鉛筆対談ゲームは簡単な言葉や文章でも、考える力や書く力を身につけさせることができるし、何よりも子ども達が授業を楽しめることが、最も大きな利点だと思う。
 

993661 堀ノ上 智佳   「鉛筆対談ゲームについて」
こういった「遊び」要素の多い授業はこれから必要だと思った。
最近の小学生は学校に面白さを見いだせなくなっているのでこんな授業で興味を持たせるのは良い事だと思う。
勿論この授業はただ面白いだけではなく、国語力の向上にも充分有効であるといえる。従来のただ単に知識を詰め込むのを目的とせず、自分自身の想像力を必要とするからだ。
「あ」がつく単語をいくつか思い浮かべるうちにその単語一つ一つを繋げる作業が国語の表現力を育むのではないか。
さらに、友達と筆談形式というのも良い。コミュニケーションの苦手な子供が増えつつある中、言葉にはできなくても文字でなら普段言えないような事もすらりと書けるかもしれない。
それに、最近電話ばかりで実際に手紙を書く機会も減っているのでいい機会ではないか。
ただ、注意するべき事はこういった内容は宿題にしてはいけないという事だ。一人での作業は気が滅入るし、「自分のわかる範囲で」といってもつい辞典などで調べてしまいがちだ。
辞典を見てしまうとただ載っている単語を機械的に組み合わせるだけになってしまうので意味がない。
只、「家族の人と一緒に考えましょう」というケースは家族のコミュニケーションに繋がって言いかもしれないが、生徒全員の家庭環境を考慮にいれないと、家庭の都合で出来ない子もいるかもしれなく、この場合逆効果になるので注意が必要だ。

障害児教育 991419 香西悠加   「鉛筆対談ゲームについて」
 ゲーム感覚で学習することによって、子供たちは勉強していると言うよりも遊んでいるという感覚に陥り、何の抵抗もなく勉強することができます。これによって、この後も「勉強=嫌なこと」という考えが生まれにくくなるのではないでしょうか。
 最近の子供たちはメディアからたくさんの情報を受け取っているので、言葉や語彙はたくさん知っています。しかし、言葉本来の意味や正しい使い方が完璧ではありません。そこで、このゲームをすることによって、「知っている言葉・語彙」から「言葉としての知識」へと変えてあげることができます。プリントの例のように段階を踏むことによって、ただの言葉の羅列から文章にする時、どんな意味で使うのかを考えるようになるし、そこから話を展開させる想像力も身につけることができます。また、教師の側が何らかのルールを設けることによって、ルールを守ることも覚えます。このルールは強制する内容ではなく、あくまでも楽しむための制限でなければいけません。ルールを守って友達とコミュニケーションをとる方法も見出すことができるでしょう。
 ゲームの内容としては、国語という科目にとらわれず、社会の歴史用語でやってみるとか、理科の生物の名前や植物の名前でやってみても面白いと思います。国語でやるときも、ひとつの話にしてみたり、脚本のように作ってみたりしてもいいと思います。教師側が設定するのもいいですが、慣れてきた段階で子供たち自身にテーマを設定させ、子供の発想を大切にしてあげたいところです。

991155  三木 歩美   「鉛筆対談ゲームについて」
鉛筆対談ゲームをすることで子供たちは多くの単語を学ぶことができる。自分が知らない単語であっても、友達が例に挙げることで新たにその単語を学ぶことができる。また、その単語を使って文章を作ることによって、表現力を豊かにすることができる。この際、指導者は子供にできるだけ多くの単語を見つけさせ、それらの単語を覚えてもらうことが大切であり、ゲーム形式にして遊び感覚で子供たちがせっきょくてきにとりくめるようにすることが大切である。

992534 立野希   「鉛筆対談ゲームについて」
鉛筆対談ゲームには、子供たちが遊んでいて、知らず知らずのうちに、文章の組み立て方や、作文を作る能力が身につく事になると思う。また、友達と会話をすることによって、言葉のバラエティも増えると思う。今の子供たちは、ゲームでばかり遊んでいて、友達や親と会話するのがヘっている。だから、いろいろな面で効果的だとおもう。

991143  田沼大明   「鉛筆対談ゲームについて」
鉛筆対談ゲームをすることは、ゲーム感覚ですることができるので、勉強しているというよりも遊んでいるという感覚で、言葉を覚えることができる。自分が、知らない単語も友達が知っていれば、そこからその単語を、学ぶことができる。私は国語が、小さな頃から、嫌いで苦手だったので、こういうゲームの時は、いつもはりきっていた。今考えるとそんな風にして単語を自分の中に、吸収していたのかもしれない。また、話し言葉で、書くことによって普段話している言葉が正しい文章なのかを自分自身で認識することもできる。同年代の友達とすることも大切であるが、お家に帰り家族と一緒に考えてみるよう指示をだし、そうすればより効果的な学習につながるのではないかと思う。勉強であることを忘れさせ一生懸命にゲームに取り組むよう、子供たちを盛り上がらせ、競争意識を持たせるようにしていけばこの学習をよりいっそういいものにすることができるだろう。

981404 居場 未来世    「鉛筆対談ゲームについて」
鉛筆対談ゲームについて考えていると、私は漢字と部首について教えるために「ある部首を使う漢字を考えよう」というようなことを思い出した。いくつかの指定した部首から5つずつ漢字を早く思い出せたほうが勝ちというゲーム形式のものだ。勉強からいつも逃げようとしていた子だったが、このゲームだけは、「やろう」と自ら誘ってきたのをおぼえている。このことからも、普通に単語を挙げていくのではなく、競争という形をとることで、子供たちは意欲的に楽しんで行えるといえる。さらに、2人でペアを組むことによって自分の考えていたのと違う方向に進んでいくこともあり新しい単語・表現もでてくると思う。また鉛筆だけで行うことは自分の話し言葉を改めて知ることになるだろう。頭の中の考えを文字だけで表現するのは、思いのほか難しい。話し言葉と、文字言葉の違いを知っていくことで、今後新しい表現力を身につけていけるのではないかと思う。

992543 東田久美   「鉛筆対談ゲームについて」
この鉛筆対談ゲームは、子供たちが楽しく学べるというすごく重要な利点があると思います。小学生の子供たちで勉強が楽しいと思っている子は少ないと思います。そういった中でどのようにしたら、国語の勉強が楽しくなるかと考えると、非常に効果的だと思います。まず、友達とやると言うことで、自分のしらなかった単語を知る事ができ、書く力や、考える力が身につくと思います。また、国語の勉強だけでなく、色々な面で役に立つと思います。会話や文章を書く機会の少ない今の子供たちには、とても良い遊びだと思います。これをすることによって、今まで話をした事のない子とはなしを知たり、競争心がわいて勉強しだしたり、親とも話をしたりして、コミュニケーションにも役立つと思います。遊びながら楽しく勉強できるなんてすごい事です。国語だけでなく、色々な教科においても、このように楽しく勉強できる方法を、教師達が探し出せたら、学校ももっと楽しくなると思います。

992556 森下愛弓   「鉛筆対談ゲームについて」
鉛筆対談ゲームをする事は、小さい子どもが勉強を楽しみながらできるという利点があると思う。勉強させられているという感覚ではなく、遊び感覚で学習したら、単語を覚えるのも早いし、より身に付くと思う。また、今の子供に不足しがちな想像力も身に付けられて、良いと思う。紙の上で、2人でやりとりするということは、言葉で話すのが苦手な子にとっても、自分の言いたい事が言えるからいい事だと思う。そして、このように楽しく勉強できる方法をもっと見つけていくべきだと思います。

991432 辻本 紗織   「鉛筆対談ゲームについて」
鉛筆対談ゲームは楽しく学べて、書く力や語彙を増やすこともできるすごいゲームだと思った。
でも、より難しいものへのレベルアップも必要となってくるだろう。
例えば、ひらがな一文字だけから、ばらばらに二文字、そして続けて二文字を指定してのゲーム
または、へんやつくりを指定して思いつく限りの漢字を書かせ、それをできるだけ使って文章を書かせてそれぞれ自分の書いた物を読んでもらうことなどである。
これだとゲームにはなりにくいかもしれないが、文に使われた漢字の総画数で勝敗をきめるというように、何らかの工夫をすればこどもにも楽しめるものになると思う。
道徳などの話し合いの後に鉛筆対談を使うことも、発言できなかったこどもの考えがわかったり
こどもたち自身で話し合いの整理をするのに適していると思う。鉛筆対談と、ゲームや話し合いとの組み合せで、教師はより楽しく効果的に学習をすすめることができると思う。

991453 山松 友紀   「鉛筆対談ゲームについて」
このゲームはとてもおもしろいと思いました。紹介されていた例を見ても、とても小学生らしくて大人には表現できないなと思えて、自分が教師になったらぜひやってみたいし、私自身も楽しめるなと思いました。
筆談ということは、自分の言った言葉がそっくりそのまま残るわけで、口で話すよりも頭で考えてから相手に自分の言いたいことを伝えることができるようになると思う。また、一生懸命頭をフル回転させて、言葉探しをするので語彙力を身につけることができる。でも、いつも何とかのつく言葉だけではつまらないので、形容詞をできるだけたくさんの種類を使って筆談をするなどに、レベルを上げていってみたらよいと思う。形容詞なら、ふつうに“い”でおわる場合もあるし、活用させた場合もあるのでそういう事も学べるのではないだろうか。
このゲームは、どんどん幅を広げることができるし、楽しく学ぶことができると思う。人数をかえてみてもおもしろいかもしれない。私自身も、友達としてみたいと思う。

992503   「鉛筆対談ゲームについて」
この鉛筆対談ゲームのように『遊び』の感覚を取り入れた授業をこれからもっと取り入れていく
必要があると思う。子供達がいやいや学習するのではなく、授業を『遊び』の感覚でとらえているので楽しみながら学習できるからである。また、このように対談形式をとることにより自分の
知らなかった事が会話の中でどんどん出てきて新たな発見につなっがたり、相手の書いたことにたいして自分もそれなりに対応しなければならないので真剣に考えるようになり、それによって思考力や想像力も身についていくのではないかと思う。また、ゲームの内容について最初はそれほど難しいテーマでなくてもいいと思う。たとえば、低学年においては虫や花などの自分の周りの題材を取り上げ高学年では漢字を取り上げるなどして、徐々に難しいテーマにうつって
いけばよいと思う。また、その学年の子供達の能力に応じたテーマを与えることも必要だし、そしてなによりも子供達が興味を示すようなテーマを教師が与えることも大切である。
最後にこのような鉛筆対談を子供の間だけでなく教師と子供との間でもしていくのもいいのでは
ないかと思う。新たな子供とのコミュニケーションの場になるかもしれない。とにかくこれから
もっともっと授業にこの鉛筆対談ゲームをとりいれていく必要があると思う。

993657 小谷 久美子   「鉛筆対談ゲームについて」
このゲームはとてもおもしろいと思いました。これは国語の勉強であるのに、子供たちにとって「遊び」の一つとして楽しむことができているのに驚きました。
このゲームは、子供たちの語彙力、発想力、想像力を伸ばすことができます。そして、年齢にあわしてレベルをあげることができ、どの学年にも応用させることができるすぐれたゲームです。しかも、日ごろ内気な子どもでも積極的にゲームに参加できコミュニケーションの場も広がります。私はこのゲームを国語だけではなく、学級会、道徳の授業に活用させていきたいと思います。そして、また新しい独自のゲームを考え出し、いろんな場に使っていきたいと思います。

993662 松村 知佳   「鉛筆対談ゲームについて」
 鉛筆対談ゲームは、楽しく学べるという点がすごいと思いました。わたしは、やったことがないけど、教師になったら、生徒といっしょにやってみたいと思いました。このゲームは、必死にことばをさがすので、語彙力が身につくと思う。それだけではなく、他の人とコミュニケーションをはかる練習にもなるだろう。たとえ、話すことによるコミュニケーションが苦手だったとしても、筆談だったらうまくできる子もいるだろう。

993410 北村圭太   「鉛筆対談ゲームについて」
この鉛筆対談ゲームは国語教育にもってこいだと思いました。

993404 上野山雄也   「鉛筆対談ゲームについて」
なかなかおもしろいゲームだと思います。小学生でも楽しくできて興味ももってくれると思いました。言葉を楽しむことはなかなか難しいのにこのゲームはみごとだ!ではほかに僕が昔やったゲームを紹介しよう。それは漢字のゲームで、へんやつくりでどれくらい漢字がつくれるかというゲームである。低学年の子には無理かもしれないが漢字を勉強するにはおもしろいのでは?

981401 足立 直子   「鉛筆対談ゲームについて」
 鉛筆対談ゲームには、児童が楽しく積極的に取り組めるという利点がある。しかし、児童にとってはただ楽しいだけのゲームになってしまうこともある。そのようなことを避けるために、このゲームにどんな学習活動が組み込めるか考えてみる。 まず文字を書き慣れるという視点から考えてみる。まず文字を正しく整えて書くという学習活動が考えられる。教師は「急いで雑な文字を書くと、相手は読み難くなります。だから相手が読み易い文字を書くようにしましょう」と指示を出す必要がある。しかし時間制限があるため、速く書くことも必要となる。そこで「但し、ゆっくり書いていたのではすぐに時間が終わってしまいます。だから速く書く、ということも頭に入れておきましょう」という指示も出す。そしてその練習として、1分間の時間制限を設けて各自のノートに、好きな文字を出来るだけ沢山、分かりやすく書く、という作業をさせる。そしてそのノートを交換し合い、相手の読み易い字にマル、読み難い字にバツをつけて相手に返し、自分の字の読み易さ、読み難さに気付かせる。 次に会話を盛り上がらせるという視点から考えてみる。まず、「相手の考えた言葉をヒントにして新たな言葉を考える」という学習活動が考えられる。教師は「相手の考えた言葉をヒントにして次の言葉を考えると、考え易いですよ。例えば、アメーアジサイーアカムラサキ等です」という指示を出すと良い。また「相手が次の言葉を連想し易いような言葉を考える工夫もしてみましょう。そうすると会話が盛り上がり、沢山言葉が見つかりますよ」と指示することにより、児童に相手の反応を想定して、会話の盛り上がりを図ることを求めることも大切である。 最後にゲーム終了後、教師は勝敗に関わらず、発想の面白さに着目して、教師が面白い発想だと思ったものを読み上げる。そして「では、今読んだチームの作品について感じたことを、作文にしてみましょう」と指示を出し、児童に作文を書かせることで、児童に会話文の盛り上がりの面白さに気付かせることも必要であると思う。   

障害児教育 991433 津森麻美   「鉛筆対談ゲームについて」
鉛筆対談ゲ-ムをするといつも違う授業ができ珍しく子供経ちも張り切るだろう。やる気がないようにみえる子供もみんながやっていくうちにだんだんととけこんでいくだろう。自分1人ではなく他の人と一緒にまなぶことだから国語の勉強以外にもしることがおおいとおもう。ふだんはなかなかとけこめない子も隣の人とくむよういすれば1人ぼっちになることもなくなるだろう。

障害児教育 991447 増谷花恵   「鉛筆対談ゲームについて」
鉛筆対談ゲームは、子供にとつて楽しいというのはよく分かる。この事は、教師にも言えるだろう。やはり生徒がたのしそうだと企画した先生もその授業に満足できる。教科書を読む友達の話をとりあえずだまつてきいておけば先生からは注意されないという知恵のついてくる年齢の子にとつて自分が何かしないと進んでいかない(このゲームの場合はたのしく進むのでそのようなことは気にしないだろうけど)という授業は受身や暗記からではまなべない自分の力で考えるという能力が身につく。発表の苦手な子にもまわりの目をきにせず自分の考えをのべることができるというのもこのゲームの良い点だ。
 笑点のように、頭文字だけ指定して自由に文章をつくらせてみると小学生ならおもしろい文章が期待できるきがする。
   

992553  松永 尚子   「鉛筆対談ゲームについて」
鉛筆対談ゲームはとても小学生の興味を引くいい授業だと思います。でも、ただ「あ」のつく言葉を探すだけでは、低学年の授業に適しているが、高学年の授業としては物足りないように思います。だから、例えば、「あり」「アンパン」などひらがなやカタカナの場合は1点、「雨」「遊び」など漢字が入っている場合は2点というようにすると、漢字の学習ができると思います。また、「明智小五郎」のように漢字を多く使っている場合は、漢字1つにつき2点と考え、10点とすると、一発逆転があってさらに面白くなると思います。
他にもいろいろと方法がありますが、各学年に合った方法を考えるべきだと思います。

岩本絵梨子   「鉛筆対談ゲームについて」
このゲームで、私は授業を行う際にどのようなことができるか、考えて見るとわくわくしました。『あ」ということばだけでどのように子供達は頭の中でいろんな文章を作るのだろう。このゲームは子供達の興味をそそる楽しいものである。それだけでなくクラス全体を向上させることのできるものだとおもう。活動内容については、お楽しみ会などクラス全員が参加できる場で古今東西など子供達に親しみやすいものをとりいれるのもいいのではないか。そのうえで競争などをさせ子供達のやる気をあげさせるような、例えば、ある言葉を用意しておき、それが出たらボーナス点をあげるようなことを教師側から指示していけばいいと思う。

木田博子   「鉛筆対談ゲームについて」
 プリントにあるような、平仮名一字を示し、それが頭につくことばを捜す作業は、1年生の段階でかなりできるということを、今回実習に行き、実際目にした.しかし、文章表現力は個人差があり、文章を書くことと、ことば探しを一度にするのが困難な児童もいるかもしれない.そこで、1年生の初期の段階では、教師が最初の一字を示したら、後は、二人ほどのペアになって、「しりとり」で交互にことばを捜していくという方法も考えられる.この場合にも、プリントのように、多少のゲーム性を持たせるのも良いかもしれない.(一番たくさんしりとりができたのはどのペアだとか)ただし、このとき指示として、協力して共に考えないことをつけたい.遊びではないので、一人一人が自分の力で、ことば探しをするのが目的であり、ゲームに熱中するあまり、交互に考えるという手順を忘れることも考えられるからである.
 学年が上がるにつれて、プリントのように、文章作成作業も入ると、確かに、面白そうだ.それに慣れてきたら、文章全体の内容の中に、必ず、「いつ、どこで、だれが、どうした」が入ることなどの、後々の、文章表現のポイントにつながるような、課題を入れても良いかもしれない.

井上直人   「鉛筆対談ゲームについて」
このゲームは、小学校などで新しいクラスになったときに友達をふやすことや、その友達と仲良くなるのにいいとおもいます。先生から教えられるのではなく、友達から教えられることによって素直に頭にはいってくるとおもう。ペア-や団体でやる場合、とくに団体でやる場合みんなが均等に話しができるように教師が工夫しなければならないとおもう。

991167 山本利栄     「鉛筆対談ゲームについて」
鉛筆対談ゲームは、受身の授業ではなく生徒が遊び感覚で出来るところが良いと思う。だから、漢字の学習にも応用できると思う。例えば、にんべんの着く漢字を書き出して、どれだけ多く書けたかを競うと言うのも楽しくおぼえることが出来ていいのではないかと思う。このような、授業は生徒が積極的に参加できるので、とてもこうかてきである。これからもっといろいろな授業に取り入れていくべきである。

991402 障害児 赤松あゆ美   「鉛筆対談ゲームについて」
私はこの鉛筆対談ゲームを知って、世の中にはなんとおもしろい学習方法を考える人がいるのだろう!!と、とても驚いた。私はこのような方法で勉強をしたことがなかった。漢字も普通に何回か書き取りをさせられて覚えた。それを先生と同じ方法で部首にわけてそれごとに書くといったいわゆるズルをして済ましてきた。だから、そのときは頭に入っていくのだが、完璧に覚えることがすごく難しかった。でも、この方法ならゲームを楽しんでいると思っていながら、本当は勉強をしているというかなり画期的な学習法だと思う。今の教育現場では子供の意志を無視した強制的な学習法が目立つ。子供は、好奇心が旺盛で同じ事を連続的にしたり、黙って授業を受け入れるということができない。これは、子供の好奇心をくすぐるのにも最適である。ゲームと聞くだけでかなりの興味が注がれる。しかも、マンネリ化した授業を活性化させる威力も持ち合わせている。この方法は国語だけでなく、他の科目にも応用できると思う。
配られたプリントに紹介されていたゲームの他に、漢字をバラバラにしてそれをクイズにして漢字を当てさせるというゲームもおもしろいと思う。例えば、「日が沈んで月が昇ってさぁどうなった?」「明るくなった!」という風な感じで初めは先生が生徒に問題を出してやり、慣れてきたら生徒同士でやってもらう。部首にあたる部分を赤丸かなんかでかこんだら一石二鳥ではないだろうか。

990308 正田勝之   「鉛筆対談ゲームについて」
ゲーム形式にすると児童は喜んでくらいついてくる。児童の積極性を引き出すのによいだろう。筆談することで字を書く意識を強く持たせることができるのではないだろうか。普段は口頭での会話ばかりなので、相手に自分の字を見せることが「書くこと」のよい刺激になるはずだ。今回の筆談ゲームでは「あ」で始まる文字と形式でルールを定めている。応用としては内容にもルールを作ってはどうだろうか。例えば学校での会話や環境問題についてなど。想像力を高められるだろう。また総合学習につなげられるかもしれない。

久保 陽子   「鉛筆対談ゲ-ムについて」
 どのように指示するかについて、私はプリントにあったように、最初に細かいルールを決めておくことが必要だと思う。たとえば(1)「遊び」や「ありがとう」はサービス (2)同じ言葉を使ってもよいが点数は1点だけ (3)口でしゃべってはだめ、などを取り上げて見る。このようにルールを決めていないと、いくらでも例外はでてきて、後で言い合いになってしまったりするかもしれない。すると、せっかく楽しいはずのゲームが台無しになってしまうかもしれないのである。(2)(3)のような規制面の押さえつけたりするルールだけではなく(1)のようにプラス面もくみこむと子ども達はやる気をもってやれると思う。
このように鉛筆対談で話し言葉を使って文章を書くことによって「思っていることを文章ではうまく表現出来ない」ということを克服できるようになると思うので、この活動は国語の授業に取り入れるのはとてもよいことだと思う。また、他の教科でも使えると思う。たとえば社会の授業では、歴史上の人物になりきってその頃の時代について述べ合うなどのことをしてもおもしろいし、その時代についての理解も濃くなると思う。

992510 大浦怜輔   「鉛筆対談ゲ-ムについて」
鉛筆対談ゲ-ムのすばらしいところは、強制されながら学習をするのではなく、ゲーム感覚で学習することにより、生徒は、勉強しているというより、遊んでいるという感覚になり、効率良く勉強することができる、というところにあると思う。さらに、このゲームで楽しく学習しようとするならば、言葉に点数をつけその点数を競い合うというのも良いと思う。

981408 大森 茜   「鉛筆対談ゲ-ムについて」
 私はこの鉛筆対談ゲ-ムにおいて、子供達に言葉の仲間分けをさせていき、それを組み合わせて、より高度な文章を楽しみながらつくる力を身につけさせられるのではないか、と思った。プリントの事例では、名詞やら、動詞やら、または副詞、感動詞等
織り交ぜたさまざまな「あ」のつく言葉が、自然と子供達から発せられている。そこで終わりにしないで、次のようにすすめていくのはどうか。
 先生「みんなが今作った文章の中で、”いつ”に関する言葉はありますか。」
 生徒「うん。”あした”"ある日””あさ”があるよ。」
 先生「それでは、”どこで”に関する言葉はどうですか。」・・・(省略)
そんなふうにして、”だれが””どんな””なにを””どうした”についても考えさせる。みんなの作った文にあった言葉と、新しく広がった案を使って、今度はなるべく長い文を作ってみる。長い文を作ろうとすると自然に”どんな”が広がっていく。語彙力も養われ、また仲間分けした言葉を試行錯誤組み合わせていくうちに、さまざまな表現力が身につくだろう。
 クラスのみんなで発表しあって「これは・・・のほうがいいよ。」「そこは・・・ってのもいれれるね。」と意見を出し合うことも、あらたな発見があり大切なことだ。 

992513 小・社  奥中 洋史    「鉛筆対談ゲ-ムについて」
鉛筆対談ゲ-ムのいいところは、まず競争等を取り入れ子供達に強制させられたと感じさせずに学習させることができることだろう。子供達の発想力や単語力もひろがるし、話し合いや発表会を通してよりそれらを伸ばせると考えられるし、また同時に人の意見を聞くことの大切さを教えることもできるだろう。教師も授業を楽しめるだろうけれど、上手く出来ない子や発表の苦手な子に気を配り全員が楽しく参加できるようにしなければならないだろう。 
他の人の意見にあった部首などに発展させるというのは、おもしろいし漢字力の発達にもつながるので、いいなあと思いました。

992506上田晃司   「鉛筆対談について」
このような鉛筆対談は大変よくかんがえられた遊びであると思う。ファミコンのように遊びを楽しみつつ、言葉の勉強にもなると言う点ですごいと思う。今でもそうだが、小学生の時はおもしろくない授業は聞かずにだれてしまう傾向があるし、また、興味をもって工夫してやったことは吸収しやすいので、良いことだと思う。強いて注文をつけるとしたら、鉛筆で書かずにしゃべればいいかなというぐらいです。その方が早いし、アドリブがきく人間になれると思う。

982526   田村昭人   「鉛筆対談について」
遅れてすいません。指を骨折してあたふたしていたので遅れました。  さて、鉛筆対談ですが、これは、みんなが書いているように生徒同士の関わりだけでなく、最近新聞などで騒がれている先生と生徒の関係にもよい効果を与えると思います。でも、それには先生の会話力が必要なのはいうまでもありませんが。結局は、それがないとだめなんでしょうか。

993656 久木野 優子   「鉛筆対談について  」
学校でみんなが学ぶ目的はいろいろあると思う。自分の伝えたいことを伝える訓練の場になると思う。鉛筆対談では特に口を使うことしか出来ないから、その分伝えることは難しい。鉛筆対談では、遊び感覚で学べるから子どもたちも真剣になりつつ学べる。友達の考えを知ることからも学べるから得るものも多いと思う。