1999年度後期 小専国語

課題「秋」


岩本絵梨子
夏休み前、油彩の課題で風景を描きなさいといわれた。
提出は十一月。
夏休み前に描いた絵とは季節が変わって色合いも変わってしまった。
秋になった。

野浪正隆

夏休み前、油彩の課題で風景を描きなさいといわれた。
提出は十一月。
夏休み前に描いた絵とは季節が変わって色合いも変わってしまった。
これで1つだから、あと二つ書き足してくださいな。
具体的事実を3つ書いてね

981405  岩野沙織
 今年は、いつまでも暑い日が続いていた。だが、今ではもう、すっかり涼しくなり、朝晩は寒いと感じるほどである。今年も秋がやってきた。
 秋といえば、「・・・の秋」という表現がたくさんある。「読書の秋」、「スポーツの秋」、「食欲の秋」・・・。その中で、もっとも私の興味を引くのは、やはり、「食欲の秋」だ。秋は、実りの秋でもあり、食べ物がとても美味しい。日本人の主食である米はもちろんの事、栗やきのこ類、秋刀魚、さつまいもなど、挙げればきりがない。これらの食べ物は、いわば秋を代表するものでもあり、「今が旬!」という言葉が私を誘惑するのだ。
 食べ物だけでなく、秋は紅葉も美しい。夏には緑色の葉が生い茂っていた木々も、朝晩の冷え込みとともに赤や黄色に変化し、日々その深みを増して私達の目を楽しませてくれる。それらが散っていく姿を見ると、なんだか寂しい感じもするが、その気持ちもまた、秋を実感させてくれるものである。
 そしてもう一つ、秋を感じるものといえば、天気がある。「女心と秋の空」とはよく言ったもので、秋の空はころころと表情を変えていく。さわやかな「秋晴れ」だったかと思えば、すぐ後には、どんよりと重い雲空に変わったりもする。ま、女心は、年中通して変わりやすいのだが・・・。
 秋の訪れを知らせるものはたくさんある。今年も秋を満喫したい。

993402 井野雄介
秋が来た。今年もやってきた。いつもと同じようにやってきた。
秋とは何と情緒あふれる、風情豊かなきせつであろう。秋の夕暮れに黄金色に輝く紅葉した山々の木々。少し肌寒く感じる秋風になびくすすきの穂。雲居から姿を覗かせる明るい満月。このような風情あふれる自然そのものが自分の疲れた心を癒してくれる。
そして秋は食欲の秋だ。栗や松茸などの秋を代表する食物が数多く存在する。その中で自分は秋刀魚を絶賛したい。秋の秋刀魚は脂が乗っておりとてもジューシーであり、いろりで焼くに限る。焼いている間に大根おろしも作る。秋刀魚に大根おろし、味の王道であり、両方とも醤油を用いて食べる。あれはうまい!!また、秋刀魚の内臓部分が苦手な人も多いがまだまだ甘い。あれこそ秋刀魚の珍味である。あのほろ苦さ、あれが分かって初めて秋を食すると言えるであろう。
そして、秋は動物にとって冬眠準備を始める季節だ。よく、テレビなどでリスや熊などの森の動物が餌をたらふく食べて冬を迎えるのだが、もっと身近にそんな動物が自分には存在する。金魚、家で飼っている金魚である。奴らはこの季節よく食べやがる。餌代も急に高くついてくる。
1日に4〜5回あげてもまだもとめてくる。そしてある時期に差し掛かると急に動かなくなる。冬眠を始めるのだ。秋とはそんな季節だ。
秋は1年の中で一番素晴らしい季節だ。この秋をもっと楽しめる方法を見つけていきたい。

991168 弓山 愛香
つい最近まで夏のような暑い日が続き、いつになったら秋が来るのだろうと思っていたが、ふと気がつくともう秋がやって来ていた。山の緑の中に赤く色づいた木々が所々に混ざっている。空を見上げると夏は真っ青だった空が薄い水色になっていて、白いうろこ雲が空一面に広がっている。時折吹く風を涼しく感じ、朝晩が冷え込むようになってきた。私は一年の中で秋という季節が一番好きだ。もっと秋を感じるものをいっぱい探して秋という季節を楽しみたい。

992523 久保 陽子
 秋になった。やっぱり食欲の秋ということで、最近お腹がよくへる。お腹が減らなくても、なぜか食べなければならないという義務感が生まれてくる。そして、秋にはいろいろな期間限定も
の食べ物が店に並ぶ.その中でもチョコレートが魅力的だ.また木々の紅葉にも秋を感じさせられる.半袖の服をしまってセーターを出す時に秋が来てもうすぐ冬になるのだなと思う。でも、やっぱり私にとっては食欲の秋というのが大きい.

992515 尾崎由香
秋になりました。私は原付に乗ってバイトに行くのですが、今では手袋と風を通さないナイロン製のジャケットが手放せません。また、買い物に行くと柿やさんまなどが秋の味覚として大きく売り出されていました。そして、最も最近のことでは、図画工作の時間に落葉樹のスケッチをした時、緑色の葉が赤く色づいていたりすっかり葉が落ちてしまって幹だけになっている木などもあり、もうすっかり秋だなあと感じました.

981169 山本芳弘
今年の秋はすごく短いイメージがある。最近は秋らしい涼しげで、気持ちのいい青空のあるいい気候になったが、すぐまた寒くなりそうである。また、学校の木々を筆頭に、紅葉・落葉が増えてきた。そして、文化祭が終わった。これらから、秋が、そしてもうすぐ冬がやってくるような気がする。

991146 寺田優子
秋になった。私が秋になったと感じる時は半袖の服から長袖の服に変わる時だ。たんすの奥から長袖を出してきてどんな服を着ようかと考えるのはとても楽しいし、もう秋だなと感じる。そして、服の色も茶色や緑が増えてくる。私は秋が一番好きだ。しかし今年は暑い日が多く秋が短くて私は少しさみしい。

993410北村圭太   「秋の田の〜」
 毎年秋の夜長にはよく電話をする。「ちいさいあきみつけた」を口ずさんでしまう。焼き芋を近くの公園で焼いているのをもらう季節だ。あっというまにすぎる。秋とはそういう物だ。

993404 上野山雄也
ようやく秋になった。毎年この時期は、朝、天気予報を見ていかないと大変なことになる。急に雨が降ったり、寒くなったりと毎日よく変わるからである。服もたくさん用意しなくては・・・ああ、秋がきた。忙しい秋がきた。

992508 梅川尚彦
秋がやってきた。しかし今年はぐっと冷え込みふゆのような秋だ。寒くなるといつものもの思いのくせが一層深みを増してくる。まだ寒さになれてないためか、頭がぼんやりとしてくる。ぼやっとした頭で、僕はいろいろなことを考える。たばこの煙に包まれながら、僕は不思議な気分にひたってしまう。そんなちょっと危険な秋は素晴らしい。今年も秋がやってきた。

992553 松永 尚子
 秋になった。
 秋になると、長袖の服を着ている人を多く見かけるようになる。それも、急激に長袖を着ている人が増えるので、急に秋が訪れたように感じる。
 また、食欲の秋と言われるのにふさわしく、食べ物がおいしくなる。松茸や柿など秋が旬の食べ物が店頭に並ぶようになる。嫌なことではあるが、私の体重が増えるのも、秋がきた症状の一つだと思う。
 風を冷たいと感じるようになると秋であると思う。夏の風は、昼間暑く、夕方や夜涼しい。しかし、秋の風は、バイクや自転車に乗らなくても冷たく寒い。
 やっぱり、秋になった。

992547 藤澤美奈
秋になった。私が秋になったと感じるのは、服の変化である.半袖が長袖の服となり、白などのうすい色が多かった夏にくらべて、黒や茶のようなこい色が増えている。服がかわるのは、涼しくなってきたからであるが、そのせいか最近いじょうに食欲旺盛である。特別いつもよりおなかがすいているわけではないのだが、なぜか食べてしまう」といったかんじだ。食べ物といえば、道を歩いていると、「いしや〜きいも〜。」というフレーズをよくきくようになった。先日、テレビをみていると、紅葉カレンダーみたいなものがうつされていた。今年は暑い日が長く続いたので、絶好の紅葉は、まだもう少しさきのようだ。

992513 奥中洋史
歩いていると、足元に赤や黄色や茶色の木の葉が散らばっている。上を見上げると、木が色ずいた葉を少しずつ散らしている。枝だけが残り少し痩せたように見える。寒い風が吹いて木の葉が舞い上がると「なんだか秋だなあ」と感じた。

991167 山本利栄
秋になると、小学生の頃おじいちゃんの家の庭の暖かい日向野ところで、いちぢくを食べたことを思い出す.また、電車のなかから外の景色を見ると、曇り空の下でコスモスが、冷たい風に吹かれてゆらゆらとゆれているのを見て秋を感じた。

991143 田沼 大明
秋って寒いのか、暑いのか、解らない難しい季節です。服装にすごい困ります。薄着だと寒かったり、厚着だと暑かったりと。でも、秋は、運動会、文化祭と友達と一生懸命頑張った季節だから、沢山のいい思い出があってとても好きです。火薬の音や、垂れ幕を見ると懐かしくて、何だか嬉しくて、秋を感じます。学校の周りの草花も、もさもさしていたのがすっきりとして、落ち葉には、僕の好きなオレンジ色が鮮やかです。秋なんだって思います。秋を感じてしまったら、次は僕の嫌いな冬が来てしまうので、気が重い今日この頃です。秋は、とても短い、でもそんな秋を感じた僕って、ウーん、幸せだなあ。
秋ですよー! 秋なんでーす!

991170 吉川 香織   「秋を感じるとき、そのイメージ」
私の秋を感じるとき、またそのイメージは、
肌寒く感じられる朝、駅までの道を歩いていると、すれ違う中高生の制服がすっかり冬服に変わっていた。
運動会の帰り道に親子3人手をつなぎ、長くなった影を背に歩いている。その周りで赤とんぼが夕焼け空を飛んでいる。
窓を開けると、澄みきった夜空に見事な満月が輝いていた。その月に見とれていると、冷たい風に乗ってキンモクセイの甘い香りがただよってきた。
以上の3つが私の秋を感じるときであり、そのイメージです。

991155 三木歩美   「私が秋を感じるもの」
私がまず秋を感じるのは、わらびもちを売るおじさんに変わってやきいもをうるおじさんが町にあらわれたときだ。次に、秋になると私自身の心境が大きく変化する。毎日遊びまわるというように、開放的、活動的だった夏に比べ、秋になると毎日をのほほんとすごしている。感情が移り
やすくなるのもこの季節である。また、私の誕生日が10月なので、誕生日がちかづくにつれて秋がきたなあと感じる。
私はこんな秋が四季の中で一番好きである。これはやはり、私が秋生まれだからなのだろうか。

993407  岡本 大輝
やっとこのなんとも言えないほど素晴らしい季節、秋の到来です。やはり何といっても食欲の秋。松茸、秋刀魚、栗に柿などなどおいしいものづくし。また寒くなってきた夜に食べるおでんの味はこれまた格別である。しかし、朝、昼、晩と気温の温度差が激しくなってきた今日この頃、風邪を引くにはもってこいの季節で、朝は寒くて厚着をしていっても、昼は暖かいので服が邪魔になるうっとうしい季節でもある。また、秋は祭りの季節でもある。僕は毎年10月14、15日に河内の国一の宮である枚岡神社で行われる、枚岡祭礼に参加している。枚岡神社の蒲団太鼓の祭りは蒲団太鼓が20台前後の数が出るほどすさまじくどでかい秋祭りの一つである。だから祭りが来ると、もう秋が来たのかと感じさせられる。あと一つ素晴らしい季節であり、秋が来たと感じるのは、スポーツを思う存分しても、汗のかき具合が格段に減るということである。だから、スポーツを好き放題出来ると秋かなと思う。
最高の季節  秋 です。

岩坂尚史992504
私が秋を感じるときは、空がかわったときである。雲の形や、雲の量が、夏のとき感じてたものとちがうように感じるときである。また、夕暮れどきの秋の空は、ほかの季節とはくらべものにならないので、夕暮れをみると秋がやってきたんだなーとおもいます。あとベタですが、食べ物がおいしいとかんじたときや、食がよく進むときにあきが八つ手きたとおもいます。

上田晃司992506
最近涼しくなってきた。暑くもなく、寒くもなく中途半端な温度だ。でも僕はそんな中途半端さがある意味で適当でよいと感じている。食欲の秋といわれたりするほど、人が生活するのに適しているこの秋も僕は例外なくたべまくっている。秋、万歳@

990308 正田勝之   「私が秋を感じるとき」
ふと部屋の窓から外を見ると、矢田丘陵(奈良県の生駒市と奈良市の境にある丘陵)が真っ赤に染まっている。木々はまだ紅葉の初めだというにも関わらず、まるで紅葉したもみじのように山は真っ赤である。自然の神秘、神聖さを感じるのは私だけではないだろう。こういう私は俗世間そのものである。“弱”に設定されたこたつに足を入れ、みかんを食べている。なんという対比であろうか。冬にはこたつを“強”にしても寒いと感じるのだが、まだこの季節ではあたたかめの設定で充分である。今はもちろんスイッチがONになっている。そして、みかん。この黄色く丸いものはこれからの季節になくてはならない。実の酸っぱさは甘くせつない恋に共通するものだ。忘れられない。外の皮だけを残した私はうとうとし始めるのであった。

エッセイ風に書いてみました。私の3つの秋とは夕焼け・弱のこたつ・みかんです。

994266 田原夕紀子   「秋を見る」
高校のとき私はよく秋を見た。京都の東山にあり、窓の外を見ると真っ赤に染まった紅葉が私の目に飛び込んで来た。写真を撮ったり絵を描きに行きたくなるのも、秋「芸術の秋」だからだろうか。場所によって違う秋が見られるので、また歩きにでよう。

992514 奥山 郁恵   「秋を感じる時」
 私が秋を感じるのは、朝晩が冷え込むようになったときである。夜に窓を開けたままで寝ると、早朝寒くて目が覚め、「もう秋だなあ」と思う。また、秋晴れという言葉があるように、空には雲一つなく真っ青なのに、どこかひんやりとしているときにも秋を感じる。しかし、秋といえば、やはり食欲の秋だ。特に食料品店に柿が並んでいるのを見ると、秋を実感する。

991445 古川絵理   「秋のいいところ」
夏のように暑くない、冬のように寒くない、春のように花粉症が無い。
食べ物がおいしい、食べ過ぎるけど。
一番いいのは、紅葉が美しいということだ。
と、私は思う。

991417 木村友香理
 大阪の中心街ではなかなか秋を感じるのが難しいので、実家の様子を書いてみることにします。
 雲ひとつ無い青空のもと、涼しい風に吹かれて散ってゆく、赤や黄や茶の木の葉が奥ゆかしい。
 散歩に出かける人達が、以前より早い時間帯に家を出るようになった。
 真夜中、口が乾燥して熱いお茶を飲むため居間に行くと、灯油のにおいが微かに漂っていた。

 文章的にバラバラやな・・・。ま、いっか。

993662  松村 知佳
 私が秋を感じるのは、それまでむし暑かった風が涼しくなってきたときである。秋の風は、夏の風のようになまあたたかくなく、かといって、冬の風のように身をきるような冷たさでもない。とても心地よいものだと思う。また、八百屋やスーパーなどで、りんごやみかん、かき、なし、ぶどうなど、多くの果物を見かけるようになったときにも秋を感じる。それと同時に、食べ物がおいしく感じられるようになり、それまで以上に食欲が出てくるのも、秋がきた証拠かもしれない。

992556 森下愛弓 
私は、秋を感じるのはやっぱり松たけを食べる時です。松茸のはいった土瓶蒸は最高においしいです。それから、家のキンモクセイがいい香りをしてきた時は、家に帰るのもたのしいし、とても秋を感じます。あと、バイトでは、さんまとたちうおが人気になってきました。秋だなと思いました。

991432 辻本 紗織
秋になった。私のお弁当に、柿がはいっていた。大学の木も色づいて、エスカレーターの降り口に落ち葉がたまっている。毎日の最高気温が20度を切るようになって、毛糸の衣類を着てくる人が見受けられるようになった。
秋になった。

993656  久木野優子
私が秋を感じるのはこんなときです。
いつも通りバイト似向かう途中、小学校の横を通ると、校庭には、たくさんの国旗が空高くに掲げられ、秋晴れの中運動会が始まっていた。11月になって、気温も少しずつ下がってきて、服は半そでから長袖、そして、長袖が1枚、2枚...そして、ジャケットを着るようになった。この前、いとこの保育園のバザーに出かけたところ、教室の後ろには、みんなで行った’いもほり’のときにとれた、大きな芋の絵が飾ってあった。

991453 山松 友紀
秋になった。朝、起きてカーテンを開けてみると、窓ガラスに水滴がたくさんついていて、結露が起こっていた。学校帰りにスーパーによると、野菜売り場に白菜、白ねぎ、きのこの鍋ものコーナーができていた。家の近くの大きな木の下に、ドングリがたくさん落ちていた。秋になった。

994263 佐藤 恵美
秋を感じる時、肌で感じた頃はもう冬になっている気がする。私は原付に乗っているから空気の変わりを感じるのは乗っていない人よりも敏感だと思う。夏は一枚しか服を着なくても大丈夫だが、それが二枚になると季節のうつりゆきを感じ、三枚になるともうすぐ秋だなあと感じ、四枚になる頃本格的な冬はどうなるんだろうとぞっとした。
雨が降る時、季節が変わっているらしい。しかし、あんまり雨は降ってほしくない。何故なら基本的に私は濡れたくないからだ。道路が雨で濡れると事故に遭いやすい。季節の変わり目毎に事故に遭う確率が高くなるなんて何だか嫌だ。やはり流血よりも風を感じる事で季節を感じたいもんだ。

992543 東田久美
秋らへんになると、私はいつも服装に悩まされます。毎日天気予報を見るようになって今日は涼しいから長袖とか、暑いらしいから半ソデでも大丈夫とか、忙しい朝にいちいち考えないといけません。これは、電車に乗る時間に大きく影響してます。それから、秋は、食欲の秋だからなのか食べ物がおいしくておいしくて、どれだけ食べてもなんかまだ食べれる気分になります。これはいい事なのか悪い事なのか後で体重計にのるのがこわいです。最後に私はいつもこの時期になると、編物を始めます。冬のための準備みたいな感じで、マフラーや手袋をつくります。こんなところで私は秋を感じます。

993657 小谷 久美子
もうすぐ秋が来る。私がそう感じるのは、夏の高校野球が終わった時である。他の人にとっては早すぎる秋かもしれないが、私の家は甲子園球場のすぐ近くにあり、甲子園球場から聞こえる歓声がなくなると、私の気持ちも秋色に染まるのである。高校球児がいなくなった甲子園球場に残るのは、まだ優勝の夢を捨てない阪神タイガースファンだけであり、私は甲子園球場の周りを歩くと、どことなく寂しそうな周りの景色と共に、より一層秋を感じるのである。

982538 林 久仁雄   「え・・・? いきなり秋?」
月曜日。駅から大学へと向かう人々がTシャツ姿で震えながら歩いていた。 夜のコンビニの
レジに立っていると、仕事帰りの人々の服装は皆冬服であった。肉まん、おでんが飛ぶように売れる。いきなりな秋の到来である。

岡田 洋平 993406
 NO231の人とかぶるけど、夏の高校野球も終わりに近づきグラウンドに赤トンボが飛び始めた頃から感じ出す。優勝校が決まり、甲子園球場に長期ロードから帰って来たタテジマのユニフォーム。テレビで見る他球団の胴上げとビールかけ。そして、日本シリーズの開幕と日本一の決定!野球が好きなので、それと結び付けて見た。来年は甲子園球場のマウンドで、FAで獲得した星野(オリックス)がカーブで三振を取り、ホームランで優勝を呼び寄せた江藤(広島)や坪井・新庄・田中秀太らが野村監督を胴上げしているのを夢見る今はもう冬に感じる。

991433 津森麻美
冷房をきかせるのが当たり前の毎日だったがだんだんといらなくなる。自動販売機にHOTのもじがふえはじめる。商店街から氷とかかれたひらひらした布がなくなる。

991433 津森麻美
冷房をきかせるのが当たり前の毎日だったがだんだんといらなくなる。自動販売機にHOTのもじがふえはじめる。商店街から氷とかかれたひらひらした布がなくなる。

991447 増谷花恵
やきいもや二重焼を売る人を通りでみかけるようになった。こたつ布団やホットカーペットが店に並んでいた。アルバイトの求人雑誌で[ふぐ]の文字が目につく。

974255 岡野竜徳   「キリン秋味」
春と秋はあまり好きではない。着る服がどっちつかずで、昼間は暑いのに夜は寒くて。しかも、原付きに乗っているので走行中はすこぶる寒い。
自分にとって何かとおさわがせ的な存在である。
まあ、夏になれば暑くてうっとうしいとか、冬は冬で寒すぎるなどと、その季節ごとに文句は尽きないものだ。

今西かおり
私が秋になったなと感じるのはどんぐりを見つけたときである。大小様々などんぐりがあり、大学でも何個か見つけた。小さい頃よくどんぐりでこま回しをしていたのを思い出す。それとキンモクセイのにおいがしてくると秋を感じる。キンモクセイのにおいは本当にいいにおいだ。だからとても好きである。少しでもキンモクセイのにおいがしてくるとどこに咲いているのだろうと探してしまう。あと家の夜ご飯にさんまが頻繁にでてくると秋になったなあと思う。本当に秋になると私の家ではさんまばかりでてくる。大根おろしをつけるととてもおいしいのだがたまには違う魚も食べてみたいなあと思う。このようなことから私は秋を感じます。

井上なおと994256
私の秋は食欲の秋、さんま大好き。夜はせつないからね。たっぷり寝よう。
1.さんまがおいしいとき
2.どんぐりをひろう時
3.いちばん風呂がきつい

992510 大浦 怜輔
今、私が、「秋になったなー」と感じるのは、みんなの服装が半袖から長袖に変わりはじめた時です。小学校の時は、宿題のことを考え始めた時に、中学・高校の時は、クラブ活動の夏の大会が、終わった時に、「秋になったなー」と感じていました。秋の訪れをそんな風に感じた今年の秋は、秋になったという実感よりも、むしろ、「大学生になったんだなー」という実感が沸いた季節でした。

981408 大森 茜
 秋になった。日中の暖かさがうそのように朝晩の冷え込みがはげしい、よって朝はなかなか思い切って、布団から抜け出せない日々が始まった。お昼にいつものように食堂に行くと、メニューに栗ご飯やきのこご飯が加えられていた。徐々に早くなった夕暮れ、ふと見上げると、茜色に染まった空に、うろこ雲やいわし雲が広がっていた。ああ、秋になった。

992534 立野 希
秋になった。朝起きてカーテンを開くと、いつのまにか曇るようになっていた。
道で行き交う人たちの服装も、明るめの色から、だんだん黒・紺・茶系の暗い色のものが、増えてきたように思う。
学校に行く途中の木々の姿も、何やら少し寂しくなって、もうすぐ冬になるんだなあとしみじみ思う。秋になったと感じた。

994409 内藤沙也可
私が秋を感じる時。
いつもどおりに家のドアを開け外に出ると、冷たい風を感じた時。
何気に乗った電車の乗客のほとんどが長袖だった時。
ふと触った自分の唇が、いつも以上にかさかさしていた時。
そんな時、わたしは秋になったと感じる。

香西悠加 991419
秋。
 家の近くの小学校から「天国と地獄」の音楽が風にのって聞こえてくる。子供たちのはしゃぐ声とわーという歓声が聞こえた。「赤組がんばれ!白組がんばれ!」きっとリレーでもやっているのだろう。
 帰り道で金木犀の花の香りがしてくる。トイレの匂いみたいと言う人もいるけれども、甘酸っぱいようななんともいい香りだ。小さい花たちがかわいらしく、オレンジ色をしている。
 空を見上げたら、雲がうろこになっていた。いつの間にか空が高くなって、「秋晴れ」という言葉がふさわしいくらいに晴れていた。「女心と秋の空」その日の天気も変わりやすかった。
 秋。この季節は人をなんとなく恋しくさせる。

993661 堀ノ上 智佳
私が秋を感じる時、それはウィンドーショッピングに出かけた時だ。
まず、靴屋にブーツが並び始める。ブティックの服も茶色やカーキ、ダークレッドといったいかにも「秋」な色になる。雑貨屋にもマフラーや手袋が並ぶ。
私は秋の服の色合いが一番好きなので見ていて楽しい。
しかし楽しいだけならまだしも、余りの可愛さに茶色いブーツを衝動買いしてしまった。
懐は冬...。

981409 緒方 みどり
 秋になった。朝、いつものように6時に起床し、カーテンを開けるときれいな朝焼けがみられた。いつの間にか日の出が遅くなっていた。まだまだ暖かいが、秋の気配を感じた。
 雑誌をみていると、食べ放題の特集記事が目に付く。食欲の秋だなあ。
 御堂筋を歩くには今はとても嫌な時期である。あるものがものすごい異臭をはなっている。そう、それは銀杏。バイトへ行く道のりで御堂筋ははずせないポイント。この臭いをかぐのももう3年目、これから先も長く付き合っていくのだろうか。
秋になった。

981404 居場 未来世
 「秋になったな〜。」わたしが実感として感じはじめるのは、朝夜が肌寒くなり、長袖を着ていこうか、と考えるときである。そして今秋ものの新しく買った服をまだ暑いのを我慢して着る。こうして自分の買った服をアピールしとかないと、友達とかぶるような服を着ることになる。
 また、菊人形のチラシが電車などに貼られるようになると、昔よく見に行ったひらかたパークの菊人形を、怖いと思っていたことを思いだしながら、秋だな、と思う。
 そして、最も秋を感じて秋を自ら探しにいくのは、やはり紅葉である。赤・茶・黄と山がきれいな着物を着る。この時期になると、無償に京都と奈良に行きたくなる。行く間がないときは、家から5分の大阪城を散歩する。イチョウ並木が、日々黄色く色づいていくのがわかる。しかし、イチョウはきれいとながめれるのは一瞬だけで、銀杏の悪臭が充満していてゆっくり歩いているどころではない。高校3年間、この時期の通学は、数百メートル続くイチョウ並木を、息を止めて自転車で猛ダッシュ、がおきまりであった。それにも負けずに朝早くから銀杏を取りにきて木を揺さぶっている夫婦を見かけるのも、秋ならではの風景かもしれない。
 今年は、残暑が厳しく、さらにすぐ寒くなったので、秋を肌で感じることが少なかった。いよいよ紅葉が始まった今、残りの秋を満喫したい。

984504 中・体 浦 源之郎
僕が秋を感じるのは、やっぱり太陽が沈むのが早くなる頃です。秋の日はつるべ落としとは、よく言ったものだと感じます。この頃になると風は冷たくなり、周囲の人たちも長袖の服に変わっていき、心なしか寂しくなっていきます。日中は暖かく、夜になると寒いと体調をくずしやすい季節でもある。でも僕はこの季節がすきである。それは生活するのに楽で心地よいからだ。情緒的にも落葉などが舞うのをみるのもすきである。その後、冬に変わっていくが季節というものは変わるという瞬間がないので不思議であり自然の神秘だなあと思う。

961424 木田博子
秋。
 金木犀の香りが、心地よい冷気を帯びた風に乗って届いたとき、秋を感じる.
 豊富に並び始める果物のことで、どれを食すか真剣に悩んだり、干し柿を作ってもらっておか ねばと思うとき、秋を感じる.
 クリームシチュウがお目見えし始めると、秋を感じる.

981401 足立 直子
秋になった。朝顔を洗うと、顔がつっぱって痒くなってきて秋を感じる。そして大学に行こうと外に出ると、冷たい風が吹いており、開けておこうと思っていたジャケットのチャックをついつい閉めてしまい、また秋を感じる。そして大学に着くと、木々が赤く染まっていて「はあ、やっぱり秋だなあ」と感じる。

992507宇田 篤史
山々の木々の葉が赤や黄色に模様替えし、夏に青々と茂らせていた葉を脱ぎ捨て始める時、秋を感じる。家の近くの木に、枝がしなるほどたくさんの実をつけている柿のきを見て、秋を感じた。食卓に秋刀魚がならんだ時、秋を感じた。

991453 山松 友紀
私は、秋が好きだ。秋の気候はとても過ごしやすい。夏のように暑すぎず、冬のように寒すぎることもない。精神的にもとても気分がいい。服装もいろいろな着方ができて楽しい。秋は食べ物がおいしくなる季節である。栗、さつまいもなど私の好きなものが出てくる。また、秋の魚であるさんまがおいしい。秋しか食べられないものが食べられるのだ。秋は季節をとても感じられる。遠くの山々が紅葉し、目を楽しませてくれる。どんぐりが音を立てて落ちてくる。すすきが風でゆれていて、私もゆったりとした気分になる。もう終わりつつあるけれど、私は秋が好きだ。

991452  矢野 久有希
私が秋を感じるのは、ガソリンスタンドで灯油が売られているのをみるときだ。一週間に一回ぐらいバイクのガソリンを入れに行くのだが、その度ごとに目にとまる。何回も見ているうちに、だいたいの灯油の値段が分かるようになってきて、秋と冬の間を感じています。

991415 木村 俊郎
最近ではちらほらと、コートを着た女性を見るようになってきた。手には手袋、首にはマフラーをつけて歩く彼女たちを見て、心に深い秋を感じています。

赤松あゆ美
学校に行く途中に通る生駒山がちらほらと赤や黄色に染まり始めたとき秋を感じる。紅葉を見ると別に赤や黄色に染まって我々を楽しませてくれなくてもいいのに、自然は何と粋な事をするのだろうと思う。そう思い始めたとき私は秋を感じる。

小野太恵子
私が秋を感じる時は周りの人の着ている服の色です。もう一つはホットな飲み物を飲みたくなる時です。

藤川 直樹 991153
夏から秋への変わり目を僕は、半そでの人がいなくなり長袖になっていく、人の移り変わりで感じます。少し肌寒くなり、みなの服装が変わるとまた僕は風の音がよく聞こえることに秋を感じる。その風の音は明らかに夏のものとは違っていると僕は感じる。そして寒さを感じるようになると皆の飲むものも変わる。僕は、食堂であったかいお茶お飲んでいる人を見るとまた秋を感じて一緒に僕もお茶を飲むのでした。

浜川 幸恵991150
秋を感じるもの、それは私にとって食べ物である。味覚の秋と言うように秋の食べ物はとてもおいしい。その代表は、なんと行っても秋刀魚。油がのっていて美味である。
二番目は、紅葉などの紅葉である。これは目で楽しむもので、赤や黄やオレンジが見事である。三番目は空である。秋の空は夏に比べて高く、澄んでいる。